life goes on


by windproof74
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久しぶりにバイクに乗った。
猿投グリーンロードで香嵐渓まで。
途中の西広瀬PAで缶コーヒーとタバコ。

ちょうど10年前、
札幌をバイクで飛び出した。
バイクで一人旅。
10年前の今頃は、
確か北関東あたりをフラフラしていたと思う。

「人生の大半の時間は、仕事をしている時間だ。
 嫌々仕事をするということは、
 人生の大半を嫌な気持ちで過ごすことになる。
 ならば、楽しく自分の全てを賭けれるような仕事をしたい。」
そう感じて、旅立った。




理学療法士。

理学療法士の収益は、
主に診療報酬である。
その報酬基準は、治療を行った時間である。
治療成績ではない。
また、年齢や経験とも関係ない。
そして、その報酬請求時間には上限がある。

つまり、
理学療法士の収益は、
新人であろうと20年目であろうと、
全員同じなのである。

固定時給制のアルバイトと同じである。

どんなに勉強しようとも、
どんなに患者さんのために頑張ろうとも、
収益は同じ。

理学療法士の免許を持ってさえいれば、
適当に仕事をしても、
一生懸命に仕事をしている人と同じ収益をあげることができる。

そして、
理学療法士の給料は、
一般的に少ない。

理学療法士という職業は、
このようなものなのである。




何故このような話をするかというと、

先日、『若手理学療法士のための臨床研究法入門』という
講習会を受講してきたことに始まる。
この講習会には、職場のお金で行かせてもらった。
職場のお金で行ったので、
同僚に伝達講習をしなければならない。

講習会では、
「積極的に臨床研究をしなければならない」
ということが、とても強調されていた。
僕も強くそう思う。

理学療法というものは、
治療に対する効果が明確でないことがほとんど。
理学療法を行う根拠(証拠)が希薄なのである。
効果がない、もしくは不明な治療を患者さんに対して行い、
治療費を請求するということは、
まさに詐欺行為同然なのである。

理学療法が存続するためには
治療効果を早急に示さないといけない。
そのための唯一と言ってもいい方法が、
臨床研究なのである。

伝達講習では、
この臨床研究の重要性を訴えようと思っている。
「臨床研究を積極的にしましょう!」
「臨床研究は理学療法士の義務でもある!」
・・・そう言いたい!

そして、伝達講習のための資料作りに取り掛かろうとした。

しかし、
その資料を作成することに躊躇している自分がいた。
作ろう、作りたい、作らないといけない、
そうは感じていても、
なかなか前へ進めない。。。

自分の中に、妙な違和感を感じていた。
臨床研究はしたい。
みんなにも勧めたい。

この連休は、
この違和感と戦っていた。
そして、その原因がやっと分かった。
それは次のことに端を発していた。

「臨床研究を行うには、
 多くの時間、労力、場合によってはお金が必要となる。
 そして、
 臨床研究をしようがしまいが、
 理学療法士の収益は同じなのである。」




10年前、こう思っていた。
「楽しく自分の全てを賭けれるような仕事をしたい。」

この気持ちは本当だが、
「無報酬では嫌だ」
ということだったのだ。
自分のしたことが正当に評価され、
妥当な報酬を得られることを
前提とした思いだったのだ。

理学療法の世界では、
その報酬が現時点では存在しないことに、
ようやく気がついたのだ。

楽しく自分の全てを賭けて臨床研究を行っても、
それに対する報酬はない。

「あぁ・・・、考えが甘かった。。。」

しかし、いまさら他の職業に転職する訳にもいかない。
できるとも思わない。

理学療法の仕事自体はとても楽しい。
不満な点は、給料が少なく、
誰もが同じ給料であるという点だけだ。




理学療法の臨床研究、勉強は、
『仕事(行いに対して報酬を得るという意味での)』
としては成り立たない(研究職は別として)。
言い換えるなら、『趣味』としてしか成り立たない。

そう、臨床研究や勉強は、『趣味』なのだ。
したがって、伝達講習は、
「臨床研究を『趣味』にして欲しいな~」
というニュアンスでするべきと思われる。
『義務』だなんて、とても言えるものではない・・・

「臨床研究や勉強は、趣味で行うもの」
こう割り切ってしまえば、
自分の中でもスッキリしたものを感じる。




理学療法士。

自分で選んだ職業、
知らなかったことがあったとはいえ、自分で選んだ給料である。

ネガティブな面にだけ注目したが、
もちろんそれだけではない。

楽しい仕事であり、
十分な余暇があり、
素晴らしい仲間がたくさんいる!!

実は、こっちの方が人生において大切なのだと思う。
臨床研究や勉強に対してスッキリ割り切れたところで、
「これからも毎日を楽しく過ごしていこう!」
って思う。




こんなことを
バイクに乗りながら考えていたよ。

やっていることは10年前とあまり変わっていないな~
駐車場で缶コーヒーとタバコ。
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# by windproof74 | 2011-09-19 18:53 | 日記

工夫

みんな

幸せを感じるために
生きている

幸せを感じるところは
頭の中だ

幸せを感じやすくなるよう
工夫しろ

頭の中を
工夫しろ
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# by windproof74 | 2011-09-05 17:16 | 散文

すべり台

豆が狂う狂う
豆が

時計が寝ぼけて
俺は遅刻してしまった

蛍光色の泥棒には
教えてやれ
月はあっちだと

昨日は退屈だった
電線にとまっている魚を
いちいち照り焼きにするなんて

船長の言う通りだ

豆が豆が狂う
ヒモになりたければ
豆を食え

ポケットに食われた俺の右手で
天井を回転させてやる

象がリンゴの皮を剥きながら
夢を語っている

蛍光色の泥棒には
教えてやれ
闇はあっちだと

缶ビールのくせに
酔っ払ってんじゃねえよ
ちゃんと鍵をかけておけ
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# by windproof74 | 2011-08-21 00:06 | 散文

青空の影

事故は一つの要因だけでは起こらない。
いくつかの要因が重なって起こる。

恋も嫉妬も失恋も失敗も。

たとえ墜落したとしても
それはあなただけが
悪いわけではない。

それは
疲れでもあったり
忙しさでもあったり。

季節でもあったり
太陽でもあったり
風でもあったり。

たまたまそうなっただけ。

だからあなたは
あなたらしくいればいい。
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# by windproof74 | 2010-04-11 11:44 | 散文

好機

自分は大丈夫だと思っていても
突然やってくる嫉妬

自分が満たされていないと
誰かに嫉妬することになる

そんなときは一人になって
自分のことをする

それは
自分を成長させることができる
良い機会となるだろう
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# by windproof74 | 2010-04-04 02:58 | 散文

知る意味

何かをはっきりさせたい。
本当のところを知りたい。

このまま何も考えず
何もせず
暮らせるのかもしれないけど、
暮らすのも良いかもしれないけど、

何かの力で
暮らしが壊されてしまう
かもしれない。

本当のところを知れば

予期せぬ悲劇から
暮らしを守ることが
できるかもしれない。
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# by windproof74 | 2009-09-11 20:59 | 散文

口ぐせ

楽しいなっていつも思ってたら
そのうち本当に楽しくなっているんだよ。

幸せだなっていつも思ってたら
そのうち本当に幸せになっているんだよ。

つまらないなっていつも思っていたら
そのうち本当につまらなくなっているんだよ。

不幸だなっていつも思っていたら
そのうち本当に不幸になっているんだよ。

試しにやってみたらいいよ。
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# by windproof74 | 2009-05-18 22:24 | 散文

誓い

自分の人生を評価するのは
自分自身さ。
他の誰かが
自分の人生を保障してくれるなんて
そんな訳ないよ。

いい人生だったかどうかなんて
自分にしか分からないさ。
いい人生になるよう
自分に気をつけないとね。

今を楽しんで
自分を楽しんで
自分を好きなって
今を好きになることが
いい人生であるための
唯一の方法なんだ。

昨日とか明日とかは
あってもなくても
どっちでもいいんだよ。

いくら偉くなっても
いくらお金持ちになっても
笑顔じゃなかったら意味がないさ。

決して人と自分を比べてはいけないよ。
つまらない心のざわめきに
ひたすら疲れるだけだからね。

人とうまく関われないのはしょうがないさ。
そういう人間として生まれてきたんだから。
まずは一人で好きなことして
自分を好きになろうよ。
いい人生はそこから始まるさ。

こんなに後れがあるんだから
それを取り戻して
さらにみんなより先に行かないとねなんて
企んではいけないよ。
焦って頑張って険しい顔をしてばかりなんて
愚かなことさ。
そんなことより
毎日の幸せを感じることの方が
よっぽど大切なことなんだよ。
その方が
楽しくていい人生なんだよ。

俺は誰かに褒められるために生きているんじゃないよ。
俺は幸せを感じるために生きているんだ。
喜びを感じるために生きているんだ。

このことは
決して忘れちゃいけないよ。
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# by windproof74 | 2009-05-11 20:02 | 散文

カオスとともに

「寂しくなってしまった。

 またこんな感情がやってくるとはね。

 今度こそ、もうダメかもしれない。

 歳も重ね、これ以上生きていてもしょうがいないと思うよ。」

「楽観的に生きないとね。

 体がもたないよ。

 出来るところまでやればいいんだよ。

 生き残れなかったら

 それでもいいじゃん。

 楽しければ。」

「これからもっと自分らしく生きるんだ。

 もっと活躍して褒められるんだ。

 必ず幸せな家庭が手に入るよ。

 可愛くてやさしい奥さんと

 元気で無邪気な子供たち。

 だから頑張るしかないんだ。」

「生まれながらにして不幸なのかな。

 幸せだったときもあった気がするけど

 とっくに忘れてしまったよ。

 幸せそうな人を見ると

 よく嫉妬をするようになってしまった。

 早くこの世が終わって

 全てがゼロになればいいのにな。」

「もっと寂しくてもっと不幸な人もいるはず。

 こんな苦しさなんて大したことない。

 まだまだ恵まれてる方だよ。

 だから、気にするな。」

「強くなればいいよ。

 強くなればすべては解決する。

 強くないと誰にも相手にされないよ。

 強ければ全てが手に入る。」

「もう力が沸いてこない。

 何もする気になれない。

 楽になれないかな。

 生きる意味は

 どこまでいけば分かるのだろう。」
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# by windproof74 | 2009-04-12 23:37 | 散文

校舎の影

昔の風景が
校舎の影に
照らされていた。

ロータリーの中央には
大きなやしの木が
三本立っている。
三台の小さなスクーターが
何色ものフルーツを抱えながら
ロータリーの周りを
ぐるぐると走っていた。
石を砕く音が
教室からは聞こえてくる。

校舎の影で
数人の友達と
一緒にしゃがんでいた。
今日の定食は何だろうか。

整列された自転車が風になびき
塀沿いの焼却炉では
廃材が次々と燃やされていった。
火の勢いは
老人の小便のように弱く
立ち上る煙は
子供の願いのように儚かった。

小さな裏の通用門には
壊れたカギがかかっていて
何の苦労もなく
ビリヤード場に忍び込めた。
勝ち負けを争うのは
もうやめようよと
誰が言うともなく
そう感じていた。
平和で孤独で
全てをもてあましていた。

校舎の影は
友達が守り続けている。

やしの木の隙間に
太陽が沈んでいく。
やがてスクーターのフルーツは
すべて西の空を吸収し
赤くなってから藍色に染まり
闇となった。

石が砕かれるたびに
三本のやしの木は
身を寄せ合うようにして
小さく震えた。
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# by windproof74 | 2009-04-12 01:50 | 散文